僕は、聖書の中でもイエスさまの語られる「たとえ話」が、いちばん好きです。

 なぜならそれが、
@主がご自身で語られたことばであること。
A神の国の真理が説かれていること。
B読むほどに、行間にいつも新しい発見と感動が与えられること

 が、三つの大きな理由です。

 イエスさまの「たとえ話」は、新約聖書の中にいくつか記されていますが、誰にでも分かることばで、とてもシンプルなストーリーとして語られています。

 しかし、読めば読むほどに、そのシンプルなストーリーの中に、実は深い深い意味が秘められていることに気付くことができます。

 私たち信仰者の、霊的成長の度合いに応じて、いつも感銘と示唆を与え続けてくれる物語。それが、イエスさまの「たとえ話」なのです。

ノンクリスチャン読者を対象に、少しずつ書き加えています
No タ  イ  ト  ル 主 な 出 典 箇 所 共 観 福 音 書 掲載年月
第0話 たとえを用いて話す理由 マタイによる福音書 13章10〜16節 *** 2002.11
第1話 家と土台 ルカによる福音書 6章46〜49節 マタイ7×24−27 2002.11
第2話 タラントン マタイによる福音書 25章14〜30節 ルカ19×11−27 2002.12
第3話 見失った羊 ルカによる福音書 15章1〜7節 マタイ18×12−14 2003.1
第4話 善いサマリア人 ルカによる福音書 10章25〜37節 *** 2003.10
第5話 種を蒔く人 マルコによる福音書 4章1〜9節 マタイ13×1−9
ルカ8×4−8
2003.12
第6話 ぶどう園の労働者 マタイによる福音書 20章1〜16節 *** 2004.1
第7話 放蕩息子 ルカによる福音書 15章11〜24節 *** 2004.2
第8話 続・放蕩息子 ルカによる福音書 15章24〜32節 *** 2004.3
第9話 良い羊飼い ヨハネによる福音書 10章7〜18節 *** 2004.6
第10話 ファリサイ派と徴税人 ルカによる福音書 18章9〜14節 *** 2004.9


各話の聖書の箇所は日本聖書協会「新共同訳」聖書からの引用です