町の小さな教会
作詞:YACCO
作曲:YACCO
2007.20
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わたしの暮らす町には それは小さな小さな教会がある
それがいつから建っていたのか まるで知らなかったけど
通りに面し いつでも門を 扉を開けて どなたでもどうぞ
笑顔眩しい牧師と奥さんが二人で迎えてくれた
「わたしはこんな聖(きよ)い場所(ところ)には 相応(ふさわ)しくない者です
偽りと嘘で塗り固めたような とても罪深い者なのです」
わたしの告白に 二人が教えてくれた
キリストがわたし達の罪を十字架の上で贖われたと
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日曜日には、どこからともなく老若男女が集まってきて
讃美を献げ、首(こうべ)を垂れて 神様を礼拝してる
兄弟姉妹と互いを呼び合い まるで本当の家族みたいに
感謝に溢れ 笑顔に溢れ 涙さえ溢れていた
「こんなに平安な気持ちになる これはどうしてなのだろう
遠い昔に味わったような 懐かしさに帰った気がする」
傷みを分かち合い 喜び分かち合い
神様の愛に包まれ 互いに愛し合う
わたしの教会
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今はこんなに小さいけれど ここには本当の愛が溢れる
この真実を声高らかに みんなに伝えてゆこう
イエス・キリスト 神様の愛 聖霊の助けが共にあれば
ここが世界の中心だから 怖じ気づくことはない
「取るに足らないこんなわたしでも 神様が用いられる
価値などないと卑屈になってた わたしがこんなに変えられてる」
神様に愛されてる 神様を愛してる
主のために生きたい 主のために生きよう
わたしの教会
| 2007年11月に島根県にある大田ルーテル教会(写真)より、コンサートに呼んでいただきました。 我が国のクリスチャンは1パーセントにも満たないほぼ100万人。その殆どが礼拝出席100人に満たない小さな教会で信仰生活に、伝道に励んでいます(世界には1,000人、1万人を超える教会もあるんですよ!)。 そんな日本の小さな教会を励ます応援歌ができれば…との思いを讃美として書き上げてみました。 大田ルーテル教会コンサートで初演した時には、あるご婦人から「大田教会は小さな教会ではない!」って叱られてしまいましたが、勿論この歌は信仰の大小を歌っているものではありません。その土地その土地で信仰をつないでくださった先輩信徒、兄弟姉妹方の大きな遺産の上に教会は建っています。だからこそ、もっと大きく、もっと広く、多くの方々に真理を知っていただきたいとの願いを込めて歌います。 2007年の12月、日本基督教団鳥取信和教会でのクリスマスコンサートでは、30代のお母さんクリスチャンの方が「この歌を聴いていて、涙が止まりませんでした」と仰ってくださいました。 |