あなたに逢える日を
- 渚のレクイエム -
作詞・作曲 YACCO
1997.8
青い空の 下に ただ独りきり で
彼方 に 霞む 水平線を 臨ぞめ ば
渡る 潮風(かぜ)が 頬を やさしく撫でて ゆく
あなたの面影 雲間に探して る
(間奏)
都会(くらし)に 疲れて 心を傷め て
走り続けるだけならば 生きても空 し い
気が付 けば いつも こうして此処にいる
潮 騒 の讃美(こえ) が 心傷(きず)を 癒してくれ る
わたし のために その身 を投げ 出した
あなたの愛が この胸に甦る
※ だから もう 二度と 此処を離れ たり しな い
どんな つらい道のりも 独り じゃな い
心にあなたが い る
広い 海に 空に あ なた が溢 れてる
いつか 逢 える その 日を 信ん じながら・・・
1997年、結成から1年を経過した夏に西日本福音ルーテル教会が3年に一度開催している大山聖会にエントリーしました。わたしたちの歌声に感動してくださった徳島教会の牧師先生から、「いつか徳島に教会にもおいでください」と、お招きをいただき、海をイメージした讃美を書き上げました。 教会を渚にたとえて、水平線に天国を臨みつつ、既に天国で憩っておられる信仰の先輩お一人お一人に思いを馳せるレクイエムをコンセプトとして作詞作曲しました。歌詞中の”あなた”とは、父なる神、御子なる主イエスキリスト、助け手なる聖霊と既に天に召された方々に呼び掛ける代名詞です。聴く人が様々の思いを重ね合わせてお聴きくださればと思います。 私たちクリスチャンにとって、御国での再会は希望です。そういう意味からレクイエムとは言っても湿っぽい感じじゃなく、明るい曲調に仕上げてみました。目を閉じて、渚をイメージしながらお聴きください。 |